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アパートオーナー様必見!集合住宅の塗装工事について

代表の島田です。

本日はアパートの外壁塗装についてお話ししていこうと思います。

アパートは木造が多く戸建て住宅と同じサイクルで外壁塗装が必要になります。(軽量鉄骨の場合も同様です)

近年では不動産投資でアパートを購入されるケースも多く、メンテナンスについての知識の少ないオーナー様も増えてきました。

そこで今回は一般戸建て住宅とアパートの塗装の違いについてを中心にお話を進めていこうと思います。

①外壁の違い
戸建て住宅と木造アパートでは外壁の違いはあまりありません。
戸建て住宅ですと外壁材にモルタルが使われている場合も多いですが、アパートですと窯業系サイディングボードが使われている場合が多いくらいです。
もちろん戸建て住宅も窯業系サイディングボードの建物もたくさんありますが、アパートの方がその比率が高いです。
その理由は建築コスト。窯業系サイディングの方が建築時のコストが安く済むのです。
塗装工事自体については戸建て住宅と基本的に同じとお考えください。
また窯業系サイディングの場合はボード同士の繋ぎ目にコーキングがあり、塗装工事を行う際には基本的にコーキングは打ち替えということになります。

 
モルタル外壁の例 サイディング外壁の例

②塗料の違い
使える塗料はモルタルとサイディングで使用できる塗料に多少の違いはありますが、戸建て塗装の場合と基本的には同じです。
ただ弊社が依頼された過去の事例から見るとメンテナンスの間隔を広げる目的でフッ素や無機塗料などの高耐久型の塗料を選ばれるオーナー様が多いです。ただこれはあくまでも傾向ですので、必ずしもフッ素以上のグレードを選ばなければいけないというわけではありません。スタンダードなグレードで塗装されるオーナー様もたくさんいらっしゃいます。

↑アステックペイント フッ素REVO1000-IRとSK化研 エスケープレミアム無機

③手間のかかる塗装部位が多い
外壁塗装を行う上で最も手間のかかる部分はどこでしょうか?
もちろん建物は全く同じものは二つとありませんので、一概に決めつけることはできないのですが、私たち職人が一般的に最も「手間がかかるな」と思う部位は玄関先です。玄関ドアなどの塗らない部分の養生(塗料の飛散防止のためにビニールを張ること)や天井部分との塗り分けや場合によってはガス機器やガスメーターの養生等、面積の割に手間のかかる部位です。
戸建て住宅の場合はそれが1件に対して1箇所になりますが(二世帯住宅を除く)アパートの場合は4世帯の場合ですと4箇所、6世帯で6箇所と手間のかかる場所が増えてしまいます。
手間のかかる場所が多くなれば塗装の費用も割高になってしまいます。

↑ガスメーター、非常に手間のかかる部位です

④戸建て住宅にはない設備
アパートにあって戸建て住宅にない設備、最も多いのが外階段ではないでしょうか。
最近のアパートの外階段はアルミ製のものが増えてきましたので、基本的に塗装する必要はありませんが、鉄製のものなどは定期的な塗り替えが必要になります。特にアパートの鉄製階段の裏面がデッキプレートになっている場合は塗装に非常に手間がかかりますのでコスト高となります。

↑デッキプレート、基本的に刷毛で塗っていく部分になりますので手間がかかります

⑤ご入居者様がいるということ
建物の外壁塗装を行うということは住んでいる人にとって工事期間中はストレスがかかるます。
具体的には「窓が開けられない」や「匂いがする」、「窓の外に人の気配がする」「洗濯物を外干しできない」などがあります。このようなことは塗装工事を行う上で避けて通ることができないものなのですが、戸建て住宅の場合は施主様の自宅ということがほとんどですのでこういった多少不便については我慢をしていただける場合が多いのですが、アパートの場合はご入居者様が工事を望まれていないこともありますので、ストレスを感じる方がいる場合があります。また共用部に置いてある荷物を屋内にご移動することをご協力いただけない場合もあります。こういったトラブルは他社の施工でよく耳にすることです。
弊社ではこのようなトラブルをなくすために、事前に工事ついての注意事項を記した書面の配布や1週間先までの工事予定の掲示を行なっています。

⑥塗る色の違い
塗色についてはもちろんオーナー様のご意向で決めます。
ただし、建物の色というのは色によって建物の印象を大きく変えます。そのアパートがどのような年代の方をターゲットにした建物なのか、周囲との調和は保てるのか、戸建て住宅の場合以上に慎重な色選びが必要になります。
ご入居者様が内覧に来る際に、一番最初に目にするのは室内ではなく外観です。外観の印象で契約の有無が左右される場合も多いのです。
長期的に見た資産運用という面においても空室率を下げることは大切なことかと思いますので、塗装、その配色次第で空室率を下げることも可能です。
弊社では過去の多くのアパート塗装の経験や色彩検定の有資格者が在籍しておりますのでオーナー様のご要望に沿ったお色の提案もさせていただいております。
 
配色の事例

まとめ
塗装の価格は面積*単価で決まりますので、あまり大きくないアパートだから戸建にプラスαくらいの金額かなと思われているオーナー様も多いかもしれませんが、先述してます通り戸建よりも高額になるケースが多いのです。
また戸建外壁塗装工事には精通していてもアパートになると思わぬトラブルが発生してしまう業者さんもいます。
私たち島田塗装工業所ではアパートなどの集合住宅に多数の施工実績もあり、多くの知見を得ています。
また宅地建物取引士も在籍しておりますので、塗装以外のこともご相談に乗れることもあるかもしれません。
東京、神奈川のアパートオーナー様は一度、島田塗装工業所までご相談ください。

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