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【詐欺】点検商法にご注意ください

最近ニュースでもよく取り上げられておりますが、横浜市内で点検商法が非常に増えています。

以下に挙げる事例はほぼ確実に詐欺ですので、絶対にその業者の言うことは信用しないでください。

事例①

弊社で2年程前に外壁、屋根を施工しているお客様のお宅で実際にあった事例です。
突然の訪問で「近所で工事をしている者ですが、お宅の屋根の板金が剥がれかかっています。屋根を点検させてください。」
そのお客様は屋根に登らせてしまいました。
外れかかった棟板金の釘の写真を見せながら「釘が外れかかっています。今すぐに修理しないと大変なことになる。」と言いました。
すぐに見積書が提示され、貫板の交換と釘の打ち直しで120万円の見積もりだったそうです。
その日のうちに弊社に連絡が来て、実際に屋根に登ったところ、全く異状は認められず事なきを得ました。

事例②

弊社でお見積もりをするきっかけとなった事例です。
突然の訪問で「隣で塗装工事をしている者です。足場から見ると屋根の瓦が割れている箇所があります。すぐに修理が必要ですよ。」と言われました。
隣で工事をしている業者なら安心できるかもしれないと、屋根に登らせました。
すると割れたスレート瓦の欠片を手に屋根から降りてきて、工事を迫ったそうです。
そのお客様はそろそろ塗り頃だと検討を始めていた頃であったために、複数の業者へ相見積もりを行い、弊社で作業をすることで事なきを得ました。
後から分かった事ですが、訪問してきた業者と隣で塗装工事を行なっていた業者は全くの無関係でした。

弊社にも相談が急増しています

他にも弊社には以前弊社で塗装工事を行なったお客様から「屋根が剥がれかかっている」や「風で飛んでしまいそう」といった訪問販売の方が多く来ています。
ほとんどのお客様は屋根に登らせる事なく、弊社にご連絡をいただき、問題がない事を確認して事なきを得ていますが、実際に法外な価格で契約を結んでしまうケースも後を断ちません。

弊社の規模の事業所にも月に1件程度、以前施工したお客様から「屋根が壊れかかっていると訪問販売が来た」といった連絡が来ています。
その度に毎度訪問をして問題がないことを確認しています。

訪問販売をしている全ての業者が必ず悪であるとは言い切れませんが、この屋根の点検に関わる訪問はほぼ100%、不安を煽る文言を使い、法外な価格で契約を結ばせようとする業者です。
訪問販売に来た知らない業者は絶対に屋根には登らせないでください。
最悪の場合、屋根をわざと部分的に破壊をして、写真を撮り、「ここが壊れているから工事が必要だ」と嘘を語る業者もいます。このケースは非常に悪質ですので、最寄りの警察署に相談してください。

こういった業者が来た場合でもほとんどの場合は屋根に問題がないとは思いますが、ご不安な方は地元の信用できる板金業者さんや塗装業者さんにご相談ください。

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