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2024年4月施工価格が上昇する場合があります
代表の島田です。
厚労省は労働安全衛生規則を改正し、2024年4月1日より施工されます。
何が変わるかと言うと、足場の転落防止措置をより厳格に行わなくてはならなくなります。
一般のエンドユーザー様に関わることで言うと、一側足場の使用範囲が明確化され、原則として本足場と呼ばれる二側足場の仕様が義務化されます。
現在、外壁塗装に使用されている足場は一般的には一側足場と呼ばれるものです。
それが令和6年4月1日以降は
※厚労省発行の資料から引用しています
上記資料のように原則として本足場を使用しなければならなくなります。
まず一側足場とは建物面に対して1列の柱を並べ作業床を並べる足場です。文字ですと分かりにくいかと思いますが、現在戸建て住宅の改修工事で架かっている足場はほぼ全て1側足場だと思ってください。
それに対して本足場とは前後方向に2列の柱を並べる足場で、使用する部材や手間も増えるため、当然のことながら本足場の方が価格は高くなります。
よって2024年4月1日以降は敷地が狭い等の上記資料にある条件を除き、本足場を使用しなければならなくなり、結果として施工価格が上昇せざるを得ないこととなります。
これは弊社だけに限ったことではなく、日本全国どこの塗装業者にも当てはまる事項となっています。
塗装工事をご検討中の方は、是非お早めにお問い合わせいただければと思います。